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身だしなみは、その人の印象を大きく左右する要因のひとつです。
お客さま相手にものやサービスを販売する営業にとって「身だしなみを整えることは基本的なこと」と認識している方も多いでしょう。
身だしなみが整っていないと、お客さまへいい印象を与えられずに、成約に結びつかない可能性が高くなります。
住宅営業は取り扱う商品が「高額な住宅」であるため、特に身だしなみに気をつけなければなりません。
この記事では、住宅営業ならではの身だしなみのポイントを、髪型・服装/顔/言葉遣いに分けて解説していきます。
ほかにも、見落としがちな社用車の清潔感についてもまとめました。
この記事を読めば、住宅営業の基本的な身だしなみと意識すべきポイントが分かりますよ。
住宅営業として活躍している方はもちろん、これから住宅営業への就職や転職を考えている方もぜひご覧ください。
近年は多様性の時代と言われ、ひとりひとりの意志や個性を尊重し、さまざまな価値観を認め合う時代となっています。
ビジネスファッションも、ジェンダーレス化や服装の自由化など多様化が進んでいますよね。
ですが、多様化が進む時代の中でも、多くのハウスメーカーや工務店がスーツの着用を基本としています。
その理由は、服装によってお客さまの受け取り方や住宅営業に対する印象が変わってくるからです。
ここでは、住宅営業がスーツを着る2つの理由を詳しく説明していきます。
自分自身が住宅営業に向いているのか、住宅営業として長く続けていけるのか、と悩んでいる方は、こちらの記事で住宅営業の向き不向きをチェックしてみてください。
お客さまが住宅営業に初めて会ったときの印象は、その後の関係性の中でもずっと残り続け、簡単に変えられません。
というのも、人には、最初に受けた印象がその後の印象にも強い影響を与える「初頭効果」という心理が働くからです。
第一印象で「だらしない」「感性が合わない」と思われてしまったら、その後に一生懸命接客をして、いい提案をしたとしても、マイナスの印象から抜け出すのが難しくなります。
住宅を購入するお客さまは、住宅の設備や性能と同じくらい、住宅営業との相性も重視していますよ。
最初の段階で好感を抱いてもらうためにも、スーツを着用し、信頼できる住宅営業だと思ってもらうことが大切です。
なかなか成約に結びつかずに悩んでいる方は、こちらの記事を参考に、売れる住宅営業の信頼関係の築き方を取り入れてみてください。
住宅営業が一般のお客さま相手の仕事であることも、スーツを着用する理由です。
お客さまを相手にしている以上、「お客さまがどのように感じるのか」という視点が抜けてしまうと、信頼関係を築くことが難しくなってしまいます。
スーツであれば、ビジネスシーンや公の場で着用することが多いため、お客さまもフォーマルな印象を抱き、不快に思う方はほとんどいないでしょう。
極端な例ですが、どんなに優秀な住宅営業であっても、Tシャツに短パン姿で接客をしていたら、「軽そうだな」「高額な家を購入する相手にラフ過ぎるだろう」と不愉快に感じる方が出てくる可能性がありますよね。
ドレスコードフリーの会社や業界であっても、単に自分の好みやセンスで服装を選ぶのではなく、お客さまに敬意を表し、不快感を与えないことが前提にあります。
これからハウスメーカーや工務店への就職・転職を考えて、服装に不安がある方は、公式ホームページの採用ページや企業案内を参考にしてみてください。
実際にその会社で働いている人の服装を見れば、会社としてどのような服装が良しとされているのかが分かりますよ。
ここからは、身だしなみを整える上で欠かせない、髪型や服装のポイントを見ていきましょう。
住宅を購入するお客さまの多くはご家族なので、住宅の購入を決めるためにはご家族の総意が必要です。
年齢や性別を問わず、ご家族全員が常識的だと感じる服装や髪型を取り入れることが大切ですよ。
住宅営業の髪型や服装は、次の3つのポイントを意識しましょう。
住宅営業が意識すべき身だしなみのポイントは、清潔感のある髪型と派手すぎない髪色です。
髪は、顔よりも広い範囲を占めているため、その人の印象を大きく左右する重要なパーツだからです。
たとえば、以下のような髪型では清潔感は感じられません。
男性なら短髪、女性なら髪をまとめるなどして清潔感のある髪型を心がけましょう。
髪色は男性なら黒髪、女性なら一般的に推奨されている8トーンくらいまでの髪色にすると、お客さまに「落ち着いて信頼できる営業マン」だと思ってもらえますよ。
髪色や髪型は会社によって基準が異なる場合もあるので、自分の勤める会社の基準を確認しておくといいでしょう。
多様性の時代において、社員の個性を尊重する会社もありますが、住宅営業は自分よりも年上のお客さまを相手にすることが多々あります。
自分の感覚だけではなく、年上のお客さまが不快にならないよう意識してくださいね。
こちらの記事では、住宅営業として働きたい女性向けに、女性が住宅営業として働くのが難しいと言われる理由や女性が活躍できる会社の選び方を解説しています。
スーツの着こなしひとつで、お客さまの抱く印象が変わってきます。
スーツが自分の体型に合っているかどうかも、住宅営業の身だしなみにおいて大切なポイントです。
自分の体型に合わないスーツを着ていると、お客さまはその営業マンに対して「だらしない」「無頓着」という印象を持ち、不信感や不快感を抱く可能性が高くなるでしょう。
お客さまにいい印象を持ってもらえなければ、成約につなげることも困難となりますね。
接客時に着用するスーツは、自分の体型に合った適切なサイズを選びましょう。
余計なしわが出来ていないか、ジャケットが肩幅に合っているか、袖丈が長すぎないかなど、購入時にチェックすることが大切です。
住宅営業は住宅展示場のモデルハウス内で接客することも多いので、スリッパを履いた時でも違和感のない裾丈にすることも忘れないでくださいね。
また、年齢を重ねていくと体型も変化していきます。
20代で自分の体型に合ったオーダーメイドスーツを作ったとしても、30代40代と年齢を重ねる中で自分の体型に合わなくなることもあります。
定期的にサイズの見直しを行い、その時の自分に合ったサイズのスーツを着用しましょう。
最後のポイントは、足元の身だしなみです。
細部まで身だしなみが行き届いていると、細かな部分にも気を配れる人だと思われ、お客さまの印象もよくなります。
営業をしている方なら、靴を磨くことの必要性を理解している方も多いのではないでしょうか。
髪型や服装などに気を使っても、傷や汚れだらけの靴では台無しです。
住宅営業は、住宅展示場のモデルハウスを案内する際に靴を脱ぐ機会が多いですよね。
足元を見られる機会が多いからこそ、磨かれた靴で接客にのぞむことが大切です。
また、靴下も気を抜いてはいけません。
穴のあいた靴下や伝線したストッキングを着用しないことは当たり前ですが、スーツに合わないキャラクターものの靴下や派手な靴下も避けましょう。
足元の身だしなみをしっかりと意識することで、お客さまに好印象を与えられます。
服装や髪型以外に、顔回りもお客さまから見られる部分なので、身だしなみを整えましょう。
特に、住宅営業は外回りや住宅展示場などで頻繁に外に出ます。
汗やテカリのある顔では、話しをする以前にお客さまに不快感を与えてしまい、スムーズな提案ができなくなってしまいます。
乾燥しすぎて、粉をふいているような肌も印象はよくありません。
体質や肌質などもありますが、事前に予防したり対策を取ることで顔回りの清潔感は演出できます。
また、汗の匂いやタバコ、コーヒーの匂いなどにも、注意しましょう。
とても細かな部分ではありますが、お客さまの感じ方は人それぞれです。
住宅という高額な商品を販売する住宅営業だからこそ、細部まで意識して身だしなみを整えることが重要です。
お客さまへ良い印象を与え、良好な関係を築いていくためには、髪型や服装だけに気をつければいいわけではありません。
接客の際にお客さまの話しをどのように聞くか、どのような言葉遣いをするかにも注意が必要です。
というのも、話しの聞き方や言葉遣いによって「この住宅営業とは合わないな・・・」「この担当者は話しづらい・・・」と思われてしまうからです。
ここでは、住宅営業が気をつけるべき言葉遣いのポイントを3つ紹介します。
ひとつ目のポイントは、お客さまの考えや想いを否定するような言葉ばかりを使わないことです。
お客さまの考えや想いを否定するような言葉を使うと、お客さま自身が否定されたと感じてしまい、住宅営業に対して本音で話さなくなってしまいます。
たとえば、「ランドリールームが欲しい」というお客さまの希望があったとしましょう。
もしも、お客さまの考える坪数や予算の関係で、ランドリールームを作ることがおすすめではない場合、次の2つの返答のどちらの方が印象がいいでしょうか。
お客さまの想いを受け止めた上で、提案をしている2番の返答の方がいい印象を抱きますよね。
以前はイエスバット法と言って、一度お客さまの話を肯定した上で、「ですが〜」「ただ〜」と主張する話法が良しとされていました。
ですが、最近は「じつは〜」「そして〜」のように、否定的な言葉を使わないイエスアンド法が主流となっています。
住宅営業は否定しているつもりはなくても、否定する言葉ばかりだと聞いているお客さまは否定されたと感じて、だんだん不愉快な気持ちになってしまいます。
否定ではなく、肯定表現に変えていくことが大切です。
ただし、「否定しない=すべてに同調する」ことではありません。
お客さまの意見は大切にしつつ、住宅のプロとしての意見や提案はしっかりと行いましょう。
言葉遣いのほかにも、売れる住宅営業と売れない住宅営業にはさまざまな違いがあります。
こちらの記事で売れる住宅営業と売れない住宅営業の違いを解説していますので、あわせてご覧ください。
2つ目のポイントは、お客さまが話しをしている時に、途中で話をさえぎらないことです。
お客さまが話してる途中で話をさえぎってしまうと、お客さまに不快感を与えてしまうからです。
せっかく話しをしているのに、最後まで話を聞いてもらえなければ、お客さまは「この人に伝えても無駄だな」「この人と話すと何だか嫌な気分になるな」と感じてしまいます。
たとえお客さまの話が間違っている内容だったとしても、すぐに話を遮って訂正するのではなく、お客さまの話を聞いた上でタイミングを見計らって訂正することが大切です。
途中で話を遮るときには「お話の途中にすみません。」「●●さま、本当に申し訳ありませんが、」と一言お客さまに断りを入れましょう。
話をさえぎる不快感を軽減し、礼儀正しい印象を与えられます。
お客さま自身がいろいろ話しすぎて、話のポイントが分からなくなってしまっている場合には、一度話しの内容や状況を整理するための質問や会話を投げかけてみましょう。
お客さまを尊重する姿勢を持って、お客さまの話を聞くことが大切です。
3つ目のポイントは、正しい敬語を使っているかどうかです。
住宅営業だけに限らず、社会人として正しい敬語を使えることは当たり前だと考えられていますよね。
間違った敬語を使っている住宅営業に対して、お客さまは違和感や不信感を覚えます。
ちょっとした言葉の使い間違いによって、信頼関係を築くための基盤が揺らいでしまうので注意が必要です。
丁寧な言葉遣いを意識するあまり、誤った敬語や二重敬語を使ってしまう方も多いので注意しましょう。
ちょっとした敬語の間違いに対して、お客さまが指摘をしたり、クレームを入れることはほとんどありません。
ですが、会話の中で正しい敬語が使えていないと、住宅営業に対して違和感を抱く原因となります。
万が一、ミスやトラブルが発生した際に、「そういえば敬語も正しく使えていなかったな」と、住宅営業に対する不信感を増長させる可能性もでてきます。
正しい敬語はお客さまとの距離感を適度に保ち、良好な関係を築く上で欠かせません。
接客時の台本を作る際にも、トークの内容だけではなく、正しい敬語が使えているかどうかもチェックしましょう。
こちらの記事では、初回接客時の台本の作り方やお客さまから好感を持ってもらうポイントをまとめていますので、参考にしてみてください。
社用車の清潔感や社用車での運転マナーも忘れてはいけません。
社用車は、ハウスメーカーや工務店の広告活動のひとつだからです。
企業名を入れた社用車で街中を走ることで、名前を知ってもらったり、頭の片隅に置いてもらうことができますよね。
もしも、社用車が路上駐車をして交通の妨げになっていたり、あおり運転のような危険な行為を行っていたりすると、その会社への信用が一気に失われるでしょう。
社内に書類や荷物が散らばっていたり、社用車が泥だらけで洗車もされていない状態だったら、「メンテナンスが行き届いておらず、大事に扱っていないんだな」と悪い印象を与えますよね。
日常の細かな部分に目が行き届かないようなハウスメーカーや工務店に、一生に一度の家作りを任せたいと思うお客さまはいないでしょう。
見落としがちですが、社用車の清潔感や運転マナーも会社の信用やお客さまからの信頼に関わる大切な部分です。
社用車の車内や外観を綺麗に保つことはもちろん、運転時のマナーにも注意を払いましょう。
住宅営業はお客さまに好印象を抱いてもらえるよう、清潔感のある髪型や服装が求められます。
自分の個性も活かしつつ住宅営業として働きたい方は、ぜひ418BASEで働いてみませんか?
418BASEは広島県東部で注文住宅の家づくりを行うブランドです。
「良質な住まいを通じて、楽しい家づくり体験をお届けする」をコンセプトに、お客さまの希望をかなえる家づくりをおこなっています。
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ここまで、住宅営業が意識すべき身だしなみについて解説してきました。
最後に住宅営業の身だしなみのポイントをまとめます。
一番最初の接客でお客さまに会った時の印象が、その後の印象にも大きな影響を与えます。
「この人から家を買いたい!」と思ってもらうためには、身だしなみや言葉遣いに気を配ることが必要不可欠です。
お客さまにいい印象を持ってもらえるよう、この記事の内容をもとに身だしなみを整えましょう。