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「家づくりに携わりたい!」「お客さまの暮らしをデザインする仕事がしたい!」そんな想いを持って住宅設計に興味を持っている方も多いでしょう。
ですが、「設計士はブラック」「残業が多くてプライベートがない」といったイメージから、就職や転職に不安を感じてる方もいるのではないでしょうか。
確かに住宅設計の仕事は決して楽ではなく、大変な面もあるのは事実です。
ただ、職場の環境や働き方は会社によって大きく異なるため、すべての住宅設計職がブラックというわけではありません。
この記事では、設計士・住宅設計職のリアルな働き方や大変なことを、実際に設計の現場で働く人たちの声とともにお伝えします。
住宅設計職へ転職する際に、後悔しないための職場選びのポイントもまとめました。
最後まで読んでいただければ、住宅設計職の実態を正しく理解し、自分に合った職場を見極めるための判断基準が分かりますよ。
今回、実際に住宅設計に携わる方々にアンケートを実施し、住宅設計職の働き方についてリアルな声をまとめました。
アンケートでは、「勤務時間が長め」「みなし残業になる」といった意見が寄せられ、住宅設計職の大変な一面が伝わってきます。
すべての住宅設計職がブラックというわけではありませんが、職場選びによっては厳しい環境に直面する可能性があることを理解しておくといいでしょう。
ここからは住宅設計職の働き方について、ブラックだと感じている方々の意見を詳しく紹介します。
※当記事に記載されている個人の意見は以下のようなアンケート調査を元に制作されています。また、アンケート回答者の主観に基づいた内容も含まれています。
調査概要「住宅設計職の働き方に関する意識調査」
調査期間:2025年1月17日~24日
調査対象:男女16名(一部抜粋)
調査実施者:418BASE自社アンケート調査
設計士事務所で10年以上勤務していますが、徹夜や休日出勤があたりまえなので、比較的ブラックな業種だと思っています。
基本的には内業メインの仕事なので、建設業の中ではきれいな仕事だと思います。ただ、とにかく時間に余裕が無く、労働時間が長めなので、ホワイトとも、ブラックとも言えないですね。
比較的ブラックだなと思います。残業がフルでつけられないのが不満です。
住宅設計職は「激務」「ブラック」と言われることが多いですが、すべての職場がブラックとは限りません。
今回のアンケートでは、比較的ホワイトな環境で働いている設計士・住宅設計職の声も集まりました。
「基本的に定時で帰れる」「柔軟に働ける」といった意見があり、住宅設計士の働き方は住宅会社によって大きく異なることがわかります。
労働環境が整備されている住宅会社では、ワークライフバランスを重視した働き方が可能な職場も多くあります。
住宅設計士として働く際には、業務内容だけでなく、働き方の自由度や残業の実態についても事前に確認しておくことが大切ですよ。
実際に住宅設計職がホワイトな環境と感じている方々の意見を見てみましょう。
※当記事に記載されている個人の意見は以下のようなアンケート調査を元に制作されています。また、アンケート回答者の主観に基づいた内容も含まれています。
調査概要「住宅設計職の働き方に関する意識調査」
調査期間:2025年1月17日~24日
調査対象:男女16名(一部抜粋)
調査実施者:418BASE自社アンケート調査
基本定時には帰れますし、時間の調整が可能なので、比較的ホワイトな業種だなと感じています。
施主との打ち合わせが長引かない限り、残業がなく休日出勤もありません。ブラックかホワイトかで言えば、「ホワイト」だと思います。
特にブラックな印象はありません。私の会社は、納期さえ守れば、在宅ワークやフレックスなど柔軟な働き方が選べるので働きやすいです。
設計士や住宅設計職は、「ブラック」と言われることがあるものの、実際には職場環境によって働き方は大きく異なります。
今回のアンケート結果からも、労働時間や給料、人間関係などの働きやすさは、勤める住宅会社や設計事務所によって差があることがわかりました。
しかし、業界全体として「設計士はブラックな職業」というイメージが根強く残っています。
その背景には、設計士・住宅設計職ならではの働き方や業務の特性が影響しています。
ここからは、設計士・住宅設計職がブラックだと言われるおもな理由を詳しく見ていきましょう。
住宅設計士のやりがいや将来性について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
設計士がブラックだと言われる理由は、お客さまの都合に合わせたスケジュールで動くことが多く、勤務時間が不規則になりがちだからです。
多くのお客さまは、平日に仕事をしていますよね。
なので、夕方以降や土日に打ち合わせが集中することが多く、残業や休日出勤が発生しやすい傾向にあります。
実際のアンケートでも、「休日出勤や残業が多い」「勤務時間が不規則」という声が多く見られました。
さらに、住宅はお客さまの一生に関わる大きな買い物であるため、お客さまの要望に応えるために柔軟な対応が求められます。
お客さまに合わせた働き方が求められることで、残業が多くプライベートな時間が取りにくいという状況が生まれ、「設計士=ブラック」のイメージにつながっているのです。
設計業務以外の業務負担が増えていることも、設計士がブラックと言われる理由のひとつです。
理想としては、デザインや図面作成に集中したいところですが、実際には営業活動や現場管理のサポートを求められることもありますよ。
たとえば、営業担当者とともにお客さまへのプレゼンに同行し、技術的な説明やデザイン提案を行ったり、契約後も直接お客さまとやり取りして要望を聞き取ったりすることもあります。
また、施工段階になると現場との連携も重要な業務になります。
図面通りに工事が進んでいるかの確認や、職人さんとの打ち合わせなど、設計後のフォローも設計士の仕事の一部ですよ。
「設計に集中したいのに、さまざまな業務に時間を取られる」「入社前に想像していた仕事内容と違う」といった不満や、実際の業務とのギャップが、設計士がブラックだと言われる一因になっているのです。
設計士の仕事は専門性が高く、建築に関する幅広い知識と技術が求められます。
ですが、その専門性に見合った報酬が得られないケースも多いことが、設計士がブラックだと言われる大きな理由です。
設計士の収入は、保有資格や勤務先の方針によって異なります。
たとえば、一級建築士などの資格を持っていれば手当が支給されたり、昇給のチャンスが増えたりしますが、無資格では思うように収入が上がらないこともありますね。
また、基本給が高めの会社もあれば、歩合制や賞与重視の給与体系を採用している会社もあり、月給・年収の幅は住宅会社によって大きく差があります。
「責任の重さの割に給与が見合っていない」「長時間労働の割に給料が少ない」と感じることが、設計士のブラックなイメージを強めている要因と言えるでしょう。
こちらの記事では、住宅設計職の年収について詳しく解説しています。
設計士や住宅設計職への就職・転職を考える際、どのような会社を選ぶかによって働き方やキャリアの方向性が大きく変わります。
年収・ワークライフバランス・デザイン性の追及など、自分が何を重視するのかを明確にすることが転職を成功させる鍵ですよ。
ここでは、設計士・住宅設計職として働く際にチェックすべきポイントを紹介します。
設計士への転職を考える際に最も大切なのは、「自分がどのような働き方をしたいのか」を明確にすることです。
同じ住宅設計職でも、住宅会社によって求められるスキルや業務内容はさまざまです。
たとえば、年収や安定性を重視するなら大手ハウスメーカーがおすすめです。
規模の大きい会社は給与水準が高めに設定されていることが多く、福利厚生も充実している傾向にありますね。
ハウスメーカーや工務店、設計事務所なら幅広い業務を経験できるため、設計士としてのスキルを伸ばしてキャリアアップを目指したい人に向いているでしょう。
デザイン性を重視したい人は、意匠性の高い住宅設計を手がけることが多く、デザインの自由度が高い環境で働けるアトリエ系設計事務所が向いています。
また、専門性を磨きたいなら不動産会社での設計職もひとつの選択肢ですよ。
不動産開発や投資物件の設計に携わることで、建築だけでなく市場動向や資産価値についても学ぶことができます。
設計士の転職では、自分の希望する働き方やキャリアパスに合った職場を選ぶことが重要です。
こちらの記事では、住宅の設計職の求人の探し方や転職を成功させるポイントを詳しく解説しています。
応募先の住宅会社が、設計士にどのようなスキルを求めているのかをしっかりと分析し、自分の強みとマッチしているかを確認しましょう。
自分のスキルと、住宅会社の求める人材像が合致していれば、設計士としてのやりがいをより感じられる働き方ができるからです。
設計士として長く活躍するためには、設計の知識や技術以外にも、さまざまなスキルが求められますよね。
近年の住宅設計では、安全性や機能性はもちろん、デザイン性・快適性・環境への配慮など、さまざまな視点が重要になっています。
また、お客さまの理想の家を形にするためには、ヒアリング力・提案力・コミュニケーション能力も欠かせません。
設計士は、お客さまの要望を正確に把握し、時には予算や法規制との兼ね合いを考慮しながら、最適な提案をする力が求められます。
設計スキルだけでなく多面的な能力を持ち合わせ、それが応募先企業の求める人材像と一致しているかを見極めることが、設計士が転職で成功するための重要なポイントですよ。
転職先を選ぶ際には、勤務時間や給料面が適正かどうかをしっかりと確認することが重要です。
設計士の働き方は会社によって大きく異なり、安定した環境で働ける会社もあれば、過度な残業や低賃金が常態化している会社もあります。
特に注意が必要なのは、高い給与を提示しているのに詳細が不明だったり、勤務時間の記載が曖昧だったりする求人です。
そのような会社には、慢性的な人手不足による長時間労働が隠されている可能性がありますよ。
また、離職率が極端に高い会社も、労働環境に問題がある可能性が高いので注意しましょう。
ただし、設計士・住宅設計職は、お客さまに合わせた打ち合わせが必要になるため、勤務時間が不規則になることはやむを得ない面もあります。
単純に「勤務時間が長い=ブラック」と判断するのではなく、以下などを総合的に見て判断しましょう。
住宅会社の評判を調べる際には、求人情報以外に、SNSや口コミサイト、実際にその会社で家を建てたお客さまの声などを参考にすると、よりリアルな情報を得られますよ。
社員インタビューや公式サイトの雰囲気からも、働きやすさを読み取ることができますね。
情報収集をしっかりと行い、自分が納得できる環境かどうかを見極めましょう。
設計士は無資格でもできる仕事ですが、実際には長期的なキャリア形成を考えて二級建築士や一級建築士の資格取得を目指す人が多いです。
そのため、スキルアップできる環境や会社のサポート体制があるかどうかは、転職先選びの重要なポイントです。
設計士としてのスキルを伸ばせる環境か、以下のポイントをチェックしてみてください。
資格取得者が多い職場なら、実務を通じて学べる機会が増え、合格に向けたアドバイスももらいやすくなります。
また、日々の業務の中でCADや設計ソフトなどの最新技術を学べる環境も大切ですね。
転職時には、スキルアップの環境が整っているかをしっかり確認し、自分の成長につながる職場を選ぶことで、設計士として長く活躍できるようになりますよ。
「設計士や住宅設計職はブラック」というイメージから、住宅設計職への転職に不安を感じている方は、自分に合った職場を見極め、やりがいを持って長く活躍できる環境を探してみましょう。
418BASEは広島県東部で注文住宅の家づくりを行うブランドです。
「良質な住まいを通じて、楽しい家づくり体験をお届けする」をコンセプトに、お客さまの希望をかなえる家づくりをおこなっています。
下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
ここまで設計士・住宅設計職のリアルな本音や、ブラックと言われる理由をお伝えしてきました。
最後に、この記事の内容を簡単にまとめます。
住宅設計職は大変な面もありますが、お客さまの理想の家を形にし、それが実際に「住まい」として完成する瞬間には大きなやりがいもあります。
働き方や環境は住宅会社によって大きく異なるため、自分の希望や価値観に合った職場を選ぶことが、充実したキャリアにつながりますよ。
この記事を参考に、ご自身にとってベストな働き方を見つけ、住宅設計職としての一歩を踏み出してみてくださいね。