採用情報に関するご質問・ご相談はお気軽に
0120-257-178
ハウスメーカーへの就職や転職を考えている方のなかには、住宅営業にはどんな資格が必要なのか気になる方もいるのではないでしょうか。
住宅に関する資格を持っていれば、さまざまな知識をもとにお客さまのニーズに的確に応えられます。
この記事ではハウスメーカーの営業が持っておくべき資格や、求められるスキルをまとめました。
事前に資格取得の計画を練ることで、ハウスメーカーへの就職・転職の際にも有利に働きます。
ハウスメーカーの営業に必要な資格や求められるスキルを習得し、ハウスメーカーの営業として活躍しましょう。
ハウスメーカーの営業に必須の資格はありません。
ですが、資格を取得して知識を得ることで、お客さまへの提案や業務の幅を広げられます。
契約をスムーズに取るためには、ハウスメーカーの営業も資格取得を目指すべきでしょう。
特に、住宅の基本的な知識や住宅購入では避けては通れないお金にまつわる知識、美しい住空間を作るための知識などは身につけておくことをおすすめします。
ここではハウスメーカーの営業をする上での強みとなる、住宅提案に活かせる7つの資格を詳しくみていきましょう。
こちらの記事では、工務店の営業が持っておくべき資格やスキルをまとめたので、工務店への就職や転職を考えている方は参考にしてください。
ハウスメーカーの営業が宅建士の資格を持てば、住宅に関する知識を有している証明になる。
宅地建物取引士(宅建士)は、住宅や土地などの不動産取引に従事できる国家資格です。
建売住宅の契約や土地取引の仲介には宅建士が必須なので、建売住宅や土地を扱うハウスメーカーの営業は持っておくべき資格です。
住宅や土地は取引価格も高額な上に、初めての購入で詳しい知識を持っていないお客さまも多いですよね。
不動産の売買を行う場合には、お客さまが公平な取引ができるように契約前に重要事項の説明を行わなければならないと宅地建物取引業法(宅建業法)で決められています。
公平な不動産取引のための下記などを行えるのが宅建士です。
ハウスメーカーによっては、資格手当がつくケースもあるので、宅建士になることで収入アップが期待できるでしょう。
また、不動産会社など住宅を販売する企業は、営業所の人数に応じて宅建士の設置をしなければならない設置義務があります。
宅建士の資格を持っていると不動産業界・住宅業界で重宝されるので、就職や転職の際に有利になりますよ。(※1)
(※1)国土交通省 土地・不動産・建設業
建築のプロとして、お客さまへ提案できる。
建築工事のために必要な図面などを作成する「設計」や、実際の工事が図面のとおりに実施されているかどうかを確認する「工事監理」に従事できる国家資格が建築士です。
建築士試験を受けるためには学歴要件や実務要件などの受験資格があるので、事前に確認しておきましょう。(※2)
建築士の資格を持てば、住宅の構造や建築基準法など設計の観点から家作りの仕組みを理解できるようになります。
説明にも説得力がでるので、お客さまからの信頼も得やすくなるでしょう。
建築士の資格は一級/二級/木造の3種類に分かれており、種類によって建物の規模や用途、構造など設計できる範囲が定められています。
二級建築士は家屋の設計や工事監理が行えるので、ハウスメーカーの営業はまず二級建築士の資格取得を目指すのがおすすめです。
建築士は住宅含めさまざまな建築物に携われるため、建築士の資格を持っていることは就職や転職時に強みとなります。
ハウスメーカー以外にも工務店/建築事務所/建設会社/ゼネコン/地方自治体の都市開発・建築部門などで活躍できるので、住宅や建設系への転職では持っておいて損はありません。
住宅ローンの仕組みを正しく理解し、お客さまへ分かりやすく説明できる営業は、お客さまに安心してもらえる。
住宅ローンに関する知識を有していることを証明する住宅ローンアドバイザーの資格も、ハウスメーカーの営業におすすめの資格です。
住宅は高額なので購入時に住宅ローンを組むお客さまがほとんどでしょう。
しかし、住宅ローンは商品ごとに金利タイプや借入先、仕組みが異なり複雑で、仕組みを十分に理解しているお客さまばかりではありません。
さらに、お金にまつわるデリケートな部分でもあり、住宅ローンに関する説明不足やミスは不信感につながるので知識を持っておくことが大切です。
ハウスメーカーの営業が住宅ローンアドバイザーの資格を持っていれば、住宅ローン商品の特徴やリスクを理解した上でお客さまに合った住宅ローン選びのサポートができます。
住宅ローンアドバイザーの資格は、不動産業界の就職・転職においてもプラスになります。
ファイナンシャルプランナーの資格があれば、お客さまの予算を把握し将来的なライフプランを考慮した資金提案ができる。
ファイナンシャルプランナーは暮らしとお金に関するプロで、ハウスメーカーの営業にも役立つ資格です。
というのも、ファイナンシャルプランナーの資格を取れば、下記などの生活に関わるお金全般の知識が身につくからです。
住宅の購入は大きな買い物なので、お金に関わる部分とは切っても切り離せない関係にあります。
お客さまにいくら素敵な住宅を提案したところで、予算に合わなかったり、住宅ローンの返済に不安が残るようだと契約には結びつきません。
ファイナンシャルプランナーを持つ住宅営業なら、お客さまの住宅購入における金銭面の不安を解消したり、その人にあった経済面でのアドバイスができたりするでしょう。
住宅業界だけではなく、金融業界・保険業界・一般企業などファイナンシャルプランナーの活躍の場は多岐に渡ります。
ファイナンシャルプランナーの資格は、異業種への転職でもアピールポイントになりますよ。
インテリアコーディネーターの資格を持っていることで提案力が高まり、オリジナリティのある営業力が身につく。
空間デザインやインテリアに関する専門知識を有することを証明するのが、インテリアコーディネーターの資格です。
インテリアコーディネーターはインテリアを選んだり、配置やカラーコーディネートを考えて居心地のいい住空間を作り出すことができます。
お客さまはその家で生活をするので、日々の生活をイメージできれば購買意欲も高まってきますよね。
インテリアコーディネーターの知識をもとに美しさと機能性を兼ね備えた住空間を提案できれば、お客さまの期待に応えられます。
他の営業との差別化も図れるのでインテリアコーディネーターの資格を有していることは、就職や転職の際にも市場価値を向上させる要素です。
住まいアドバイザーで得た知識をもとに、建築資材の選び方や住みやすい住環境作りについて的確に提案できればお客さまに信頼してもらえる。
建築資材や様式など住まいに関する知識をもとにアドバイスできることを証明するのが、住まいアドバイザーの資格です。
住宅を販売する際、お客さまからはさまざまな質問を受けることがありますよね。
住まいアドバイザーの資格を持ったハウスメーカーの営業なら、現在の住居の課題をもとに住宅を建てる時の相談に乗ることができます。
住まいアドバイザーは住まいに関する知識が豊富です。
なのでリフォームや建て替えなど、さまざまなお客さまへの提案にも役立ちます。
住宅業界や建築業界で仕事をしていく上で、確かなスキルの証明となる資格なので、転職をする際にも役立ちますよ。
ハウスメーカーの営業がお客さまの生活やライフスタイルに合った収納の提案ができることで、家づくりの後悔を減らせる。
整理収納アドバイザーは、住空間やオフィスなどを効果的に整理収納するためのスキルを有していることを証明する資格です。
簡単に言うと、片づけても散らかってしまう部屋や空間を収納の力で綺麗にする収納のプロですね。
家作りをするお客さまのなかには、収納に悩みをかかえている人もいます。
ですが、これは単純に収納スペースを増やせば良かったのかというと、そういうわけではありません。
収納スペースが多くても使い勝手が悪かったり、用途に合わない収納では逆に物が片付かない原因になることもあるからです。
整理収納アドバイザーの資格があるハウスメーカーの営業なら住宅や住空間に関するお客さまのニーズを把握し、整理収納の知識を活かした実用的で効果的な住まいの使い方を提案できます。
整理収納アドバイザーのような日々の生活に即した提案ができる資格は、住宅営業職の付加価値の向上につながるでしょう。
ハウスメーカーの営業が資格を持つメリットは、住宅や不動産に関する深い知識を身につけられる点です。
住宅や不動産に関する知識を身につけることで、お客さまのニーズに合わせた適切な提案ができるようになり、信頼を得やすくなります。
新規のお客さまへの提案だけではなく、契約後の設計や施工においても高い品質を確保できるので、顧客満足度も高くなるでしょう。
専門性が向上し担当できる業務が広がったり、知識に基づいた提案によりお客さまとの信頼関係が築きやすくなるなどハウスメーカーの営業が資格を持つメリットは大きいです。
住宅営業のやりがいについてはこちらの記事にまとめているので、ぜひご覧ください。
資格を取得するためには勉強時間と費用がかかります。
ハウスメーカーの営業はお客さま対応など、日々の業務によって自分の時間が制限されることが多くなります。
就職後に資格を取得する場合には、いかにモチベーションを維持しながら、限られた時間で勉強時間を確保していくかが重要です。
また、資格取得を支援する制度が会社にないと、資格試験や技能講習を受けるための受講料を自分で負担しなければならないケースもあるので注意しましょう。
ただし資格を取得することで自身のスキルがあがり、ハウスメーカーの営業としてのキャリアアップが目指せます。
資格の難易度や自分がやりたい業務に役立つかなどを考えながら、計画立てて資格取得を目指すのがおすすめです。
ハウスメーカーの営業が資格を持つメリットは大きいことが分かりましたね。
ですが、ハウスメーカーの営業に求められるのは資格だけではありません。
資格のほかにも下記の3つのスキルを併せ持つことで、競争の激しい住宅市場での成功を手にすることができます。
仕事内容ややりがいなどハウスメーカーの営業について詳しく知りたい方はこちらの記事にまとめているのでチェックしてくださいね。
ハウスメーカーの営業に求められるスキルは、専門知識に基づく提案力です。
専門知識に基づく提案をしてくれる営業なら、「この人に任せればいい家ができる」「困ったことがあってもAさんなら解決してくれる」とお客さまに信頼してもらえるからです。
住宅の購入を検討しているお客さまの多くはさまざまなハウスメーカーを周り、営業担当者からの説明を受けます。
一般的な提案しかしてもらえなかったり、質問しても適切な回答が得られなければ、一生に一度の家作りを任せるのは不安になりますよね。
お客さまの望む理想の家作りを行うために、自社の強みがどう活かせるのかはお客さまによって変わります。
お客さまの抱える課題や潜在的なニーズを見出し、お客さまの望む理想の家作りができるよう、住宅のプロとして提案する力が求められるのです。
ハウスメーカーの営業にとって、自分だけのオリジナリティのある営業力も欠かせないスキルです。
同僚や他社の営業マンと同じような、ありふれた営業を行っていてもお客さまの印象に残らないからです。
他とは違うアプローチをすることでお客さまの興味を引き、良い印象が残せます。
契約を取るためには、オリジナリティのある営業力でほかとの差別化が必要です。
自分の強みや特徴を理解して、自分だけの営業方法を見つけましょう。
住宅営業のやり方について悩んでいる方は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。
お客さまに対する気配り力と信頼構築スキルも、ハウスメーカーの営業に求められるスキルです。
ハウスメーカーの営業に求められる気配り力とは、お客さまの立場に立って誠実にコミュニケーションを取っていく力のことです。
お客さまの細かな希望や悩みに気づいて先回りして適切なアプローチを行うことで、「この人なら信頼できる」「自分のことを分かってくれる」と信頼を置いてくれるようになります。
多くのお客さまははじめて家作りを行うので、知らないことや分からないことだらけで、心配や不安を感じてもうまく言葉にできないケースもあるでしょう。
お客さまの心情に気づき、自らその不安や心配を解消するために対応できる営業は信頼を勝ち取れます。
気配り力があればお客さまにいらぬ心配やストレスを与えずに、スムーズに家作りができるでしょう。
お客さまとの信頼関係をうまく構築できれば、家族や知り合いが家を建てる際に相談してもらえる可能性も高くなります。
こちらの記事では住宅営業に向いている人の特徴をさらに詳しく紹介しているので併せてご覧ください。
資格を取得して得た知識やスキルは住宅営業にとって大きな強みとなります。
お客さまにとって一生に一度の家作りを幅広い知識とスキルでサポートできれば、住宅営業として大きなやりがいを感じられますよ。
住宅系の資格を持っている方やこれから住宅系の資格を取得したいと考えている方は、ぜひ418BASEで働いてみませんか?
418BASEは広島県東部で注文住宅の家づくりを行うブランドです。
「良質な住まいを通じて、楽しい家づくり体験をお届けする」をコンセプトに、お客さまの希望をかなえる家づくりをおこなっています。
下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
この記事ではハウスメーカーの営業が持っておくべき資格やスキルを紹介しました。
最後にこの記事の要点をまとめます。
資格を取得すればお客さまの一生に一度の家づくりをさまざまな視点からサポートできます。
これから住宅業界で働きたいと考えている方は資格の取得を念頭に置いて、就職・転職活動を計画的に進めましょう。