【広島県福山市版】住宅営業職の面接の必勝法!受かる人だけが知っている準備と対策

  • キャリアアップのために転職して住宅営業職に就きたい!
  • 住宅営業職の面接で気をつけなければならないことは?
  • 未経験でも住宅営業職に受かる必勝法が知りたい!

働きたいという熱意や活かせる資格を持っていても、企業から好印象を持ってもらえなければ採用されません。

企業は応募者が自社での仕事に、どれだけ関心と熱意があるかを面接で見極めます。

応募者にとっては、その企業に必要な人材であるとアピールできる絶好のチャンスです。

あなたのやる気が伝わるように、面接の準備をする必要がありますね。

この記事では住宅営業職に就きたい方に向け、面接のコツを紹介しています。

好印象を与えるポイントや、悪い印象の志望動機を良い印象に変える言い換え方も解説しています。

ここで紹介する方法を実践すれば、面接官の好感度を今まで以上にあげることができますよ。

ぜひ参考にして、住宅営業職としての第一歩を踏み出しましょう。

目次

面接は3秒で決まる!結果を左右する住宅営業の第一印象とは?

高額な商品を扱う住宅営業の仕事では、最初の印象次第で信頼を得られるかが決まります。

第一印象があまり良くない人から家を買おうとはなりませんよね。

顧客からの信頼を得る第一歩として「話しやすい」「頼りになる」「親しみを感じる」などの雰囲気が求められるでしょう。

住宅営業の面接でも同じで、面接官の心象は、入室から3秒で決まるといわれています。

面接での第一印象が悪いと、住宅営業として活躍していくことが難しいと判断され、不採用となる可能性が高くなるでしょう。

住宅営業に向いているという印象を持ってもらうために、気をつけたいことは下記の4点です。

  • 落ち着いていて自信にあふれ、堂々としている
  • 聞き取りやすい声でにこやかに話す
  • 相手の話はしっかりと目を見て表情豊かに聞く
  • 質問や会話の真意を捉え、的確な返答をする

清潔感のある服装や髪型などの身だしなみ、礼儀正しい態度と言葉づかいは、面接官に不快感を与えない最低限のマナーです。

どんなにすばらしい人柄や能力があっても、基本のルールを守れない人は秩序を乱すと捉えられてしまいます。

場をわきまえた身なりと、振る舞いを心がけましょう。

【面接準備】受かる人は必ずやっている正しい企業リサーチのやり方

自分のことを知ってもらうためには、相手のことをきちんと理解しないと上手に伝えられません。

ここでは面接準備として、やっておきたい企業リサーチの正しい方法を解説します。

企業の方向性や求めている人材を知ることで、自分とどれくらい相性が良いか、どのように貢献できるかを具体的に伝えられますよ。

それでは詳しくみていきましょう。

【大前提】企業リサーチは順番を守ることが大切

企業リサーチは正しい順番で行うことで、企業や業界、自分を理解し、そこで働く意義を見出すことができます。

企業や社会にとっては利益になるけれど自分にはメリットがない仕事は、張り合いや喜びがなくモチベーションの維持が難しいですよね。

反対に、自分だけが得をして会社や社会の利益にならない、損をさせるような仕事も長くは続きません。

労働の中で、相手に利益を生み出すことが自分にとっても利益になるという働き方ができるよう、「①会社②社会③自分」の順番でリサーチしましょう。

手順①会社に求められている役割を理解する

まずは、会社に求められている役割を理解し、あなたならばどのようなメリットを提示できるのかを考えましょう。

同じスキルでも企業によってはメリットがなかったり、こなせる役割が違うケースもあります。

全国規模のハウスメーカーから地域密着型の工務店と、住宅営業は様々な企業形態や規模があるからです。

希望している会社の求人情報やホームページを見れば、企業が求める人物像とその役割が書いてあります。

「企業の求める人物像」の項目や、応募条件(MUST条件)、歓迎スキル(WANT条件)などをしっかりとリサーチしてください。

会社が求めていることを分析し、その上であなたのスキルや経験を使ってその役割にどう取り組むか、あなたが会社へ提供できる利益を具体的にイメージしましょう。

手順②社会に求められていることを知る

次に社会に求められていることをリサーチし、自分が住宅営業に就いた際に、社会に提供できるメリットを考えます。

たとえば住宅業界の課題である空き家問題に対して、住宅営業はどう取り組むべきか、自分の経験やスキルを問題解決に活かせるポイントはどこかなどを考えましょう。

住宅業界の課題に自分(住宅営業)ができることを考えることも大切ですが、希望する会社の社会貢献のあり方と自分の関わり方を考えることもポイントです。

希望する企業が社会の一員として取り組んでいる問題について知れば、その企業における自分のスキルの活かし方が明確になります。

環境保護や地域貢献、人材育成、住宅営業の問題点、住宅営業職の将来性など、新たな課題と解決に向けた取り組み、それに対して自分がどのように役立てるのかも考えましょう。

住宅営業職や企業を通して自分が社会のために貢献できること、役に立てることがわかれば、入社後に自分が仕事に対してどのような姿勢で取り組むかもはっきりと見えてきます。

自分の利益が社会貢献につながることで働く意義となり、生きがいややりがいといったモチベーションにもなりますね。

住宅営業の将来性について詳しくはこちらで解説していますので、ぜひご覧ください。

手順③自分が求めている働き方を知る

最後は、自分がなにを求めてその企業で働きたいのかを考えていきます。

自己研鑽、人間関係、ワークライフバランスなど、価値を感じる部分は人それぞれですよね。

あなたが重視することと企業が大切にしていることが一致すれば、転職後のズレが少なく、やりがいを持って仕事ができるでしょう。

自分が本当に求めていることはなにかを知るには、今の職場での不満から分析できます。

せっかく転職したのに、同じ失敗や不満が原因でまた転職を考えるのはいやですよね。

あなたの不満の裏側にある欲求がなにかを知り、その欲求を満たせる企業を選びましょう。

企業リサーチでは、会社や社会とあなたがWIN-WINな関係を築ける企業なのかを分析することが大切です。

住宅営業の中途採用の面接でよく聞かれる3つの質問と対策

ここでは、住宅営業職の中途採用面接でよく聞かれる3つの質問について、回答例を交えながら解説します。

この3つは中途採用の面接で必ずといっていいほど聞かれますし、エントリーシートへの記載を求められることも多いですよね。

あなたの転職理由や志望する転職先への対策を参考に、自分をアピールできる回答を考えていきましょう。

こちらの記事では自分に合った住宅会社を選ぶコツを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

質問①転職理由

「なぜ転職を希望されたのですか?」は中途採用の面接では必ず聞かれます。

会社が変わっても、あなた自身が変わらないと意味がないと捉えられてしまう理由をあげるのはやめましょう。

たとえば「前の会社のやり方と合わなくて」といわれても、面接官は「ウチもBtoC、住宅展示場での営業が基本でやり方は一緒だけどな・・・」と考えるからです。

転職理由の質問で面接官から好印象をもってもらうため、次の3つに気をつけながら転職理由を考えましょう。

  • ネガティブな理由をポジティブに変換する
  • 嘘をつかない
  • 他人の責任にしない

この3つを意識しつつ、対策のポイントも理由別にみていきましょう。

【対策】人間関係を理由に転職する場合

人間関係がうまくいかずに転職を考える場合は、相手を尊重しながらも自分との違いを明確にし、さらに企業の方向性と自分の考えが一致しているとアピールしましょう。

NG例

現在の上司は結果さえ出せばいいという考えで、ノルマについても厳しく言われました。がんばっても結果につながらないと否定されるので意欲がなくなり、転職を決めました。

GOOD例

現在の上司は結果を重視するタイプなのですが、私は営業やお客さまとつながる過程を大事にしています。結果にこだわったご指導を受け勉強させていただきましたが、考え方の違いから、このままではやりがいを持って働けないとも感じておりました。御社のようにプロセスを大事にしている企業で自分を鍛え、貢献していきたいと考え転職を決めました。

人間関係の不満をポジティブに変換すると、あなたの印象を損なわずに伝えられます。

【対策】年収アップを希望して転職する場合

能力や成果に対しての報酬が少ないと感じ転職する場合、自己中心的で自信過剰なイメージを持たれないよう注意しましょう。

待遇への不満や人と比べて愚痴を言うのは、自分を過信していると見られるおそれがあるからです。

NG例

前職の毎月のノルマの達成率は120%で、休日も返上して顧客とのアポイントや事務作業をこなしているのに、私より成績が悪い同僚との給料はほとんど変わりませんでした。なので、もっと給料の良い会社へ転職したいと思っています。

GOOD例

現在の会社ではノルマをこなし、充実して仕事ができていますが、自分自身がどこまでやれるのか挑戦したいと思い転職を決めました。御社のようにライバルと切磋琢磨しながら成長し、評価いただける企業で自分を磨き、さらに高みを目指したいと思っています。

年収アップを希望しての転職では自分のスキルを客観的に分析した上で、自分の可能性を追求する前向きさをアピールすると良いでしょう。

【対策】前職の激務を理由に転職する場合

前職の激務を理由にすると、住宅営業の職務に耐えられないのではないかと疑いを持たれてしまいます。

ですので、あなたにとっての「激務」とはなにかをしっかりと考える必要がありますよ。

NG例

現在の職場は毎日残業が当たり前で、休日も書類整理や事務仕事で終わってしまいます。このままでは疲れて仕事に集中ができず、プライベートを犠牲にし続けるのはいやなので、転職を希望しています。

GOOD例

現在の職場は仕事が充実しやりがいもあります。ですが、結婚を機にワークライフバランスを考えメリハリのある生活をしながら、より仕事に没頭して取り組みたいと考えるようになり転職を決めました。御社のようにワークライフバランスへの取り組みが充実した企業で仕事もプライベートも充実させ、会社に貢献していきたいと考えています。

仕事の効率をアップさせるためや長く仕事を続けられるようにするためなど、仕事のために変化したいという意思を示すことで「向上心がある」「先を見ている」と判断してもらえますよ。

質問②志望動機

志望動機は「この企業で働きたい」という意思表明です。

他の企業にはない魅力やあなたが感じるメリットを、経験を交えながら具体的に伝えましょう。

転職理由と志望動機につながりがある場合、矛盾があると信用に欠けてしまうので一貫性を持つことが大事です。

この企業でなければダメな理由がしっかりと伝わる志望動機を考えてみましょう。

志望動機のヒントとなる住宅営業職のやりがいについては、こちらの記事をご覧ください。

【対策】工務店へ転職する場合

工務店の志望動機としてよくあるのは「地域密着」や「こだわり」です。

地域に根ざし、完成後も顧客と長いお付き合いになることの多い工務店は、地域への愛着や活性化が志望動機となるでしょう。

御社のあるこの●●地区は、私が幼少期を過ごした大切な場所です。今も祖父母の家がありたびたび訪れますが、地域全体の老朽化が気になっていました。先日、御社の新築物件を拝見し、風景に馴染みながらも若々しい建築に心を奪われました。御社の住宅を増やし、この地域が再び活気にあふれるよう私にできることはないかと考え、御社を志望いたしました。

その工務店で実現したいことが会社の利益になり、さらには地域貢献へとつながると、好印象を持ってもらえる志望動機になります。

工務店のこだわりに着目し、建物の特徴に共感したという志望動機は、その企業の方向性に共感していることも伝えられるので、好印象を与えられるでしょう。

【対策】ハウスメーカーへ転職する場合

ハウスメーカーの志望動機で多いのは「キャリアアップ」や「自己研鑽」です。

経験を積み知識を増やしたい、自分のスキルをさらに高めたいなど、向上心をアピールすると良い印象を持ってもらえますよ。

これまで営業職を通じ、本当に良いものやその人が必要としているものを提案して、顧客の幸せや喜びをともに感じてまいりました。御社を志望いたしましたのは、人生において一番大きな買い物となる住宅購入のお手伝いがしたい、そして私が心から良いと思えるものを提案したいと思ったからです。経験に甘んじることなく、新しいスキルと知識を吸収して自分を磨きながら、御社に貢献していきたいと考えています。

自分が「心から良い」と思ったその企業を代表する技術などを盛り込めば、さらに説得力が増すでしょう。

【対策】未経験から営業職へ転職する場合

営業と関わりのない職種からの転職では「やりがい」や「魅力」をキーワードにするのがおすすめです。

一般職から数字を追いかけるシビアな世界に飛び込むきっかけは、面接官にとっても興味深いはずです。

御社のバリアフリー住宅に興味があり、営業職を希望いたしました。現在、介護施設で職員として働いておりますが、利用者の方から自宅に設置できる設備についての相談を受けることが多くありました。独学で調べるうちに御社の住宅と出会い、その機能性や充実した設備に深く感銘を受け、バリアフリー住宅を必要としている人に広く知ってもらいたいという思いが強くなったのがきっかけです。介護職での経験を活かし、お客様に寄り添った提案をして、御社に貢献していきたいと思っています。

これまでの経験で得た専門的な知識を営業に活かせるなどの強みがあると、あなたの熱意がさらに伝わりますよ。

こちらの記事では未経験から住宅営業への転職を考えている人向けに面接対策を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

質問③自己PR

自己PRでは、今までどのような経験を積んできたかや自分が持っているスキルについてのエピソードを話しましょう。

住宅営業職で歓迎されるコミュニケーション力や提案力、ヒアリングスキルなどは自己PRにおすすめです。

ただ、目的がはっきりしないとただの自慢話や武勇伝になってしまうので、経験やスキルをどう活かしていきたいかを具体的に伝えましょう。

これまでは家電量販店で勤務をしており、接客の中でお客様のご要望を聞いてまいりました。来店される方は「家電が寿命だから」という理由でお越しになる方ばかりですが、なぜ買い替えが必要なのか、どういった機能を求めているのかをヒアリングし、本当に必要なものを提案してまいりました。その甲斐あってか、一度ご成約いただいたお客様には買い替えだけでなく生活に即した家電の提案もご依頼いただけるようになり、販売実績はこの3年間トップを維持してまいりました。このような経験を通じて、相手から必要な情報だけでなく潜在的なニーズを引き出すヒアリング力とそのニーズに応えられる提案力を培うことができたと感じています。御社では接客での経験を活かし、お客様が本当に求めているものを提案できる営業をしていきたいと思っています。

自分の経験から得たもの、得たものをどう役立てるかを客観的に捉えて伝えましょう。

あなたのスキルが住宅営業向きかどうか、こちらの記事でチェックしてみてくださいね。

面接の逆質問で注意すべきポイントとは?

面接官から「なにかご質問等ございますか?」と聞かれた際に慌てることがないよう、逆質問の準備をしておくことが大切です。

逆質問では、自分のやる気や企業とのマッチング感、自己PRの補足をするような質問が無難でしょう。

面接中に用意していた内容と同じことを話したり聞いたりしていた場合は、「いくつか質問がございましたが、お話を伺う中で解決いたしました。ありがとうございました。」と答えるとよいですね。

逆質問では聞くべきではないこともあります。

  • 待遇面の質問
  • 調べれば誰でもわかること
  • 面接官のプライベートに踏み込んだ質問
  • 仕事とは関係のない質問

たとえば、研修や福利厚生などの待遇面ばかりを質問すると、自己中心的な印象を与え業務への関心が低いと捉えられてしまうことがあるでしょう。

また、ホームページや求人情報に書いてあるような調べれば誰でもわかることを質問するのは失礼です。

ウケ狙いの面接や仕事に関係のない質問は、目的がはっきりしていないため、気分を損ねてしまうおそれがあるので注意しましょう。

住宅営業職への第一歩を踏み出してみませんか?

住宅営業の仕事は大変というイメージを持たれがちですが、お客様に満足していただけたときの達成感は他の職種では味わえません。

また、お客様の願いをかなえるだけでなく、より豊かな暮らしと快適な住まいを提案するために自分自身も研鑽を積みながら日々成長できるやりがいのある仕事です。

住宅営業の転職や就職にお悩みの方へ、ぜひ418BASEで働いてみませんか?

418BASEは広島県東部で注文住宅の家づくりを行うブランドです。

「良質な住まいを通じて、楽しい家づくり体験をお届けする」をコンセプトに、お客さまの希望をかなえる家づくりをおこなっています。

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まとめ

住宅業界の営業職へ転職希望の方に向けた面接の準備と対策を紹介しました。

最後にこの記事をまとめます。

  • 面接では、話しやすさや誠実さを感じられる見た目を意識する
  • 正しい方法で企業リサーチをおこない、同時に自分への理解も深める
  • 転職理由、志望動機、自己PRは矛盾がないようにしておく

慣れた職場を離れて新しい仕事に挑戦するのは、とても勇気が必要です。

あなたに「住宅営業として活躍したい」という確固たる信念があれば、面接官に必ず熱意は届きます。

この記事を参考に、あなたのやる気と本気度を伝えて面接を成功させ、住宅営業マンとして活躍していきましょう。

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