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現在の職場から工務店への転職を考えている方なら、持っていると採用されやすい資格がどのようなものか気になりますよね。
特に事務職や販売業など違う職種から転職する人は、自分の武器となる資格を取りたいと考えているでしょう。
ここでは、工務店で活かせる資格を分野ごとに解説します。
さらに工務店勤務で役に立つスキルも紹介しています。
建築業は未経験でも、あなたの得意分野を活かして強みに変えていきましょう。
あなたが簡単にできることや好きなことが工務店での仕事で重宝される可能性があるので、ぜひご覧ください。
このように、会社、顧客、そしてあなた自身にとっても、営業に活かせる資格の取得はメリットがあります。
資格がなくても工務店の営業職へ転職は可能です。
しかし資格を得ることで給料面での条件が良くなったり、お客様さまからの信頼が得やすくなったりと、よりよい環境で働くことができます。
もしあなたがすでに住宅系の資格をひとつでもお持ちで営業職に興味があるならば、工務店や住宅の営業に向いている可能性がありますよ。
特に独占業務がある資格ならば、組織運営に欠かせない人材としても会社から重宝されるでしょう。
こちらの記事では工務店の営業について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
専門知識系は資格試験の難易度が高い、受験できる条件が厳しいなどハードルが高いと感じるものもありますが、すべてが難しいわけではありません。
事前にしっかりと準備すれば合格できます。
専門的な資格は知識の証明にもなるので、あなたの強みになるでしょう。
持っていれば間違いなく営業の役に立つ資格ですので、どのような資格を取得すればいいか迷っている方はぜひ候補のひとつとして考えてみてくださいね。
ここからは、工務店営業職への転職、就職に有利な専門知識系の資格を紹介します。
ハウスメーカーの営業も視野に入れている方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
工務店の営業職でありながら建築士の資格を持つ人は、建築全般の知識がある専門家として印象がよい。
建築士は建物の設計や、工事監理をおこなえる国家資格です。
一級建築士は学校や病院、商業ビルなど大きな建物の設計もできます。
二級建築士は大型建築の設計はできないものの、鉄筋、木造問わず個人住宅ほどの大きさなら設計が可能です。
合格率は10%〜25%ほどと、どちらも簡単に取れる資格ではありません。
しかし工務店への就職や転職を考えているなら、頑張って取る価値のある資格です。
工務店の営業でも建築士の資格があれば、商談時から建物に関する具体的な提案や専門的なアドバイスなど、お客さまの興味をひきつける話ができるからです。
「家を建てるなら建築士に相談するのかな?」と考える一般的なお客さまも多いので、名刺に資格が書いてあることで、話に耳を傾けてもらいやすくなるでしょう。
宅地建物取引士の資格を持っていると、現実的な範囲の中で実現可能な要望を提示できる。
宅地建物取引士は「宅建士」と言った方が聞きなじみがある、という人も多いでしょう。
宅地建物取引士は不動産取引のスペシャリストという証明になる国家資格です。
不動産売買では宅建士にしかおこなえない独占業務があります。
そのため、土地を購入して家を建てたい人や、モデルルームを購入したいという人との取引の際に資格を活かせます。
すでに土地をお持ちの方との商談では、その土地に住宅を建てられるかや、建ててもいい建物の大きさなどもアドバイスできますよ。
お客さまのなかには「工務店に勤務しているなら宅建は持っている」というイメージがある人もいるので、工務店へ就職や転職をするなら持っておくべき資格のひとつです。
工務店への転職でキャリアアップや、施工管理のポジションを目指したい人は持って置くべき資格。
建設現場の現場監督として施工管理をおこなえるのが、建築施工管理技士という国家資格です。
建築施工管理技士は資材等の品質管理も担っているので、打ち合わせの段階から顧客のニーズにぴったりの資材を提案できます。
工程管理の面からも日程や予算などを把握しやすく、おおよその完成日や金額の提示が可能です。
そのため、お客さま側も家を建てることの現実味が一気に増して、より具体的な打ち合わせが進みやすくなるでしょう。
少子高齢化と住宅の問題に柔軟に対応できる人として、重宝される可能性が高い。
福祉住環境コーディネーターの資格があれば、高齢者や障がい者に対して住みやすい住環境の提案ができます。
バリアフリー対応の住宅は高齢者、障がい者だけでなく、小さなお子様や急な怪我人にも優しい環境ですよね。
福祉住環境コーディネーターの勉強では建築だけでなく、医療や福祉についても幅広い知識を得ることができます。
これからの住まいに対する顧客の悩みや困りごとにも対応するスキルがあることを、工務店への転職ではアピールできるでしょう。
家づくりの流れがわかっていることをアピールできる。
家づくりに関わる工程をすべて把握し、顧客をサポートするための資格が住宅建築コーディネーターです。
新築で家を建てるという経験は、人生に1度きりという人がほとんどでしょう。
2度、3度という方もまれにいますが、それでも住宅建築に関わる流れをしっかりと把握している人は少ないですよね。
商談を進める営業マンが住宅建築コーディネーターの資格を持っていれば、契約から引渡しまでに必要な書類や手続きの案内、専門家の紹介など、お客さまにとっての最善策を提案できます。
工務店への転職でも、家づくりに対する不安や悩みなどを解決できる知識があることを前向きに評価してもらえるでしょう。
顧客が思い描く理想を形にして提案できるのが、デザイン関連系の資格の強みです。
おしゃれでありながら居心地の良い空間を作るエキスパートとして、建物の内装から外構まで幅広く活躍できます。
デザイン関連の4つの資格と、どのように営業に活かせるのかを解説します。
工務店への転職では、質の高い提案ができる人として見てもらえる可能性が高い。
インテリアコーディネーターは内装や建具などの選定や配置をおこなうプロです。
なので、顧客の家族構成やライフスタイル、好きなインテリアなどから「住んでみたい」と思わせるインテリアプランの提案ができます。
どのような家を建てたいかというイメージはあるけれど、工務店側に伝わっているか不安という顧客に対して、こちら側の理解度を伝えられますよ。
顧客の要望を具現化することで、お互いにイメージの共有やすり合わせができるため、理解してもらえている安心感から信頼も高まるでしょう。
転職では、生活をイメージした家づくりや提案ができることをアピールできる。
キッチンまわりの空間は、家の中でも重要な部分です。
キッチンスペシャリストは、そこに暮らす人のニーズに合わせた機能的で使いやすいキッチンを提案できます。
キッチンスペシャリストの資格があることをお客さまに伝えれば、商談時から具体的な要望を聞ける可能性もあるでしょう。
最近は自宅でゆっくり過ごす人が増えたこともあり、居心地のよいキッチンを家の中心とした提案は、お客さまからの関心が高くなっています。
工務店への転職では、キッチンスペシャリストのように、お客さまの生活へ寄り添った提案ができる証明となる資格があると良いでしょう。
提案の差別化が図れる資格。
暮らしの中で必要な照明を、機能性だけでなくより豊かな光として提案するのがライティングコーディネーターです。
帰宅して家の明かりをつけるとホッとするように、照明という無機質なものから「安心」や「ぬくもり」を感じる人も多いでしょう。
太陽光で過ごす日中の部屋と照明を使う夜の部屋でのイメージの違いや、用途にあわせながらも洗練されたライティングの提案は、海外の住宅のような贅沢さも感じられますよね。
日常の中に非日常を作り出せるライティングコーディネーターなら、お客さまの要望をワンランク上にする提案ができます。
ライティングコーディネーターの資格は工務店への転職後、自分の営業方法を確立するのに役立つでしょう。
工務店の営業は家づくりに関して総合的で幅広い知識が必要なため、建物廻りの資格者も優遇される可能性が高い。
外構のプロであるエクステリアプランナーの資格があれば、街の景観や雰囲気を考えながら調和の取れた外観の提案ができます。
庭の植栽だけでなく、カーポートや門などの玄関周りもエクステリア部門ですので、人目に触れる場所の専門家という肩書きは、お客さまに安心感を与えるでしょう。
近年の自宅時間を大切にする傾向から「庭づくりに力を入れたい」「庭で過ごす時間が欲しい」という人も多くいます。
室内からだけでなく、庭に出ても外から見ても満足のいく家の提案ができる人は工務店への転職でも重宝されるでしょう。
一般的に住宅購入はとても大きな買い物ですので、現金一括で支払うという人は少なく、ほとんどの人がローンを組んでコツコツと返していくでしょう。
しかし無理な支払い方や多額の借入金などで、念願のマイホームを手に入れたのに働きづめになってしまったり、支払いが滞り家を手放すということになっては大変です。
住宅資金系の資格を持っている人は、住宅購入を考えている人にとっては頼もしい味方になりますし、工務店側にとっては資金計画を任せられる要の人材として重宝されるでしょう。
では、この2つの資格の特徴を詳しく解説します。
ローンを組んで家を買う人が多いため、工務店への転職でも優遇される資格。
ファイナンシャルプランナーは、住宅ローンや保険、年金などお金に関する悩みを一緒に考え、よりよい解決策や資金計画を提案できるお金のエキスパートです。
大きな金額が動く住宅購入の現場にお金に詳しい人がいれば、安心して任せられますよね。
コストダウンの方法や無駄のない資金計画を立てられるので、お客さまの負担を少しでも軽くできます。
さらに、購入後のライフプランに合わせた資金計画の提案など、引渡しのあとも長くお付き合いを続けられます。
なので、リフォームの相談や住宅購入を考えている人を紹介してもらえるなどエンゲージメントの高い関係を結べる可能性もありますよ。
ファイナンシャルプランナーを持っている方は、工務店の営業へ転職する際、資格を活かしてどんな提案をした実績があるのかをアピールすることをおすすめします。
住宅ローンアドバイザーの資格を取得しておけば、やる気や説得力をアピールできる。
住宅ローンアドバイザーとは、住宅ローンに特化した知識を証明する資格です。
住宅ローンは仕組みが複雑なため、知識のないままお客さまにわかりやすく説明するのは容易ではありません。
「たぶん」「〜と思いますが・・・」というような曖昧な説明では、お客さまは安心できませんよね。
住宅ローンをしっかりと理解しアドバイザーの資格を持つことで、説得力が上がるため、顧客からの信頼が厚くなるでしょう。
ファイナンシャルプランナーに比べて、住宅ローンアドバイザーの試験範囲が狭いので、比較的取得しやすい金融系の資格でもあります。
資格として認定されていなくても、個人の能力が評価されるものもあります。
営業職はコミュニケーション能力が大切とよく言われますね。
お客さま対応や社内との関わりから、コミュニケーション能力はあったほうが良いスキルだからです。
しかし、工務店の営業職の仕事は、人の対応だけではありません。
資料作りや各担当への連絡、根回しなども大事な仕事です。
お客さまと担当のどちらにもわかりやすい資料を、時間をかけずに作り上げられる能力があれば、営業職としての大きな武器になりますよ。
ここでは工務店営業職の人が持っていると有利なスキルを紹介します。
Adobe Photoshopとillustratorが使えると、写真の補正や加工だけでなく、文字、イラストも入れた資料が作れます。
お客さまの要望や理想などをまとめたり、イメージに合った住宅を具体的に示した提案書が作れるので、お客さまの購入意欲をかきたてることができますよ。
具体的な提案をしてもらえることで「自分の話をしっかり聞いてくれていた」「色々な案を考えてくれていた」という信頼にもつながります。
さらに図面やパースの微調整も簡単におこなえるので、お客さまとの打ち合わせで出た修正部分の共有もスムーズになるでしょう。
CADのスキルがあれば、建築物などの設計図をパソコンで作図することが可能です。
立体で作図すれば、より視覚的にわかりやすい資料を作ることもできます。
また、絵心のある人なら手描きスケッチが重宝されるスキルになるでしょう。
相手の要望や理想を取り入れた部屋や建物をサッと描いて視覚化すると、イメージの共有ができるからです。
相手から「理解してもらえてうれしい」「わかってくれた」とよい印象も持ってもらえるでしょう。
商談の段階で具体的なイメージの共有ができると「この工務店に任せたい」「この人なら自分の要望をしっかりと聞いてくれる」と信頼してもらえ、契約率アップにもつながる可能性があります。
プログラミングでマクロを組めるスキルがあれば、見積もりやデータチェックといった営業資料の作成を簡単にすることができます。
あなた個人の資料だけでなく会社全体の資料作成の効率化を図ることができるので、歓迎されるスキルでしょう。
ただし、あなただけにしかわからないようになってしまうと仕事の負担が大きくなるおそれがあります。
あなた以外の人でも対応できるよう、簡単なマクロを組んだり解読しやすいよう仕様書を作っておくなどの対策が必要です。
紹介した資格やスキルをお持ちの方は、工務店で即戦力として活躍できる素質が十分にあります。
さらに「資格を活かしたい」「新しい世界に飛び込みたい」など、自分の能力を試したいという意欲がある方には、工務店の営業職がおすすめです。
住宅営業の転職や就職にお悩みの方へ、ぜひ418BASEで働いてみませんか?
418BASEは広島県東部で注文住宅の家づくりを行うブランドです。
「良質な住まいを通じて、楽しい家づくり体験をお届けする」をコンセプトに、お客さまの希望をかなえる家づくりをおこなっています。
下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
工務店への転職で必要な資格について解説しました。
記事の内容についてまとめましょう。
もしあなたがこれらの資格やスキルを持っているならば、工務店への転職を考えてみてもいいでしょう。
これから工務店の営業職へ転職したい、就職したいと思っている方は、自分に向いている資格やスキルに挑戦してみてください。
もし資格を取得できなくても、転職を諦める必要はありません。
勉強したことは決して無駄にはなりませんし、転職後は実践から学べることも多く、働きながらでも資格取得は可能だからです。
この記事を参考に、資格取得や工務店営業への転職を実現し、新しい世界でのチャレンジを楽しんでくださいね。